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格闘ゲームの勝敗ルールを知ろう!

前回の記事では、格闘ゲームという括りの中にもメーカーやタイトルによって色々な特性や種類があるよ、というお話をしました。

今日は、前回の続きです。
格闘ゲームを、初めて見る人、初めてプレイする人の為に簡単に勝敗のルールを説明します!

格闘ゲームのルール
前回のブログでも、格闘ゲームの中には様々なな特性、種類がある事を紹介しました。
しかし、基本的なルール構成はどのゲームも変わりません。

■相手の体力ゲージを減らそう!
まずはこちらの画像を見てください。
ストリートファイター2という格闘ゲームの対戦画面の画像です。

格闘ゲームの基本ルールは至ってシンプルです。
画面上部に黄色の横棒があるのが見えますね。
これが、『体力ゲージ』と呼ばれるもので、キャラクターの生命力を表しています。
キャラクターを操作し、攻撃を相手に当てる事で相手の体力ゲージが減少し
先に、このゲージを0にさせた方が勝利となります。

ゲームによっては、キャラクターに体力差を設けているものもあります。
例えば屈強な力自慢の男性キャラは体力が多くなっていて、細身のスピード重視のキャラクターは
少し体力が少なかったりなど。。。

ですが、基本的にはこの体力ゲージが無くなった方が負けというルールが共通認識です。
格ゲー観戦をする上でも自分の応援しているプレイヤーの体力を見て、優勢なのか、劣性なのかが
一目でわかる様になっています。

■相手をKOさせよう!
お互いに攻撃を繰り出し相手の体力を減らしていくわけですが
どちらかの体力が0になるとその瞬間に、キャラクターが吹っ飛んだりダウンします。
そしてKO(ノックアウト)など、決着した事を表す表示が発生し、勝敗が決まります。
これで1つの対決が完結します。
基本的には『試合開始から試合決着までを”ラウンド”』と呼び、これを複数回繰り返します。
ゲームの設定や、大会のルールにより異なりますが、このラウンドを2回、もしくは3回先取した方が
勝利となるのが格闘ゲームのオーソドックスなルールです。

■時間切れによる決着
体力が0になるダウンによる決着以外には、時間切れによる勝敗の決着があります。
画面の中央上部に数字の表示があり、ゲームの設定や大会のルールにより異なりますが
99や60、45などから始まり、試合中に1つずつカウントダウンしていきます。
この数字が0になると、例えお互いに体力が満タンであっても、そのラウンドは終了です。
『タイムオーバー』『時間切れ』などと呼び、その時点で体力を1でも多く相手の体力よりも残しているプレイヤーの勝利となります。

■相手を落とせ!自分は落ちるな!
ゲームの特性上の部分で、『場外落ち(リングアウト』による負けがあるゲームがあります。
ゲーム画面の両端に壁が無く、ステージがそこで切れており、吹っ飛ばされたり、下がりすぎて落ちてしまったりすると例え体力が満タンであったとしてもその瞬間リングアウトとなり、ステージ落ちした側が負けになってしまうルールです。
日本の国技である大相撲をイメージしていただけたらわかりやすいと思います。


■まとめ
1.相手の体力ゲージを0にさせる
2.時間切れの時点で相手よりも体力を多く残す
3.相手をリングアウトさせる(リングアウトがあるゲームのみ)

これが格闘ゲームの勝利のルールです。
観戦する際にも自分がプレイする際にも体力ゲージを見ながら観戦すると、状況に応じてハラハラしたりできると思います!